地域イベント「女性のがんについて考えよう」開催 – 乳がん経験者が語る人生の挑戦

港北区福祉保健センター福祉保健課は、2024年9月8日(日)に「女性のがんについて考えようinアピタテラス」イベントを開催します。このイベントは、女性の健康、特に乳がんに焦点を当て、地域住民の意識向上を目指しています。

イベント概要

  • 日時:2024年9月8日(日)11時〜14時30分
  • 場所:アピタテラス横浜綱島(綱島東4)
  • 主な内容:
    1. 乳がん経験者によるトークセッション
    2. 乳がんのセルフチェック体験
    3. がんに関するパネル展示

地元出身の乳がん経験者が登壇

今回のイベントの目玉は、地元・綱島出身の会社員、丸橋真生さんによるトークセッションです。丸橋さんは31歳で乳がんを診断され、右乳房全摘出を経験。その後、妊孕性温存治療を受け、第2子の出産にも成功しました。

丸橋さんは11時30分と13時30分の2回、約30分間のトークを行う予定です。自身の経験を通じて、乳がんの早期発見の重要性や、病気と向き合いながらのキャリア形成について語ります。

イベントの特徴と意義

  1. 家族で参加可能: 昨年のイベントでは約200人が来場し、ファミリー層を中心に大きな反響がありました。今年も子供向けのイベントを用意し、家族で健康について考える機会を提供します。
  2. 実践的な学び: 乳がんのセルフチェック体験コーナーを設置し、参加者が実際に触れて学べる機会を提供します。
  3. 地域特性への対応: 港北区では乳がんの罹患率が他地区より若干高い傾向にあるため、この地域に特化した情報提供が重要です。
  4. 啓発活動の一環: 9月は「がん征圧月間」であり、このイベントはその取り組みの一つとして位置付けられています。

参加者への特典

来場者アンケートに回答した先着200人にプレゼントが用意されています(なくなり次第終了)。

まとめ

「女性のがんについて考えようinアピタテラス」は、乳がんの早期発見の重要性を伝え、地域住民の健康意識を高める貴重な機会です。特に、生涯で約9人に1人が罹患するとされる乳がんについて、正しい知識を得ることができます。

家族や友人と一緒に参加し、自分自身や大切な人の健康について考えてみませんか?

専門用語解説

  • 妊孕性(にんようせい)温存治療:がん治療による生殖機能への影響を最小限に抑え、将来の妊娠可能性を保つための治療法。
  • ピンクリボン:乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるための世界的なキャンペーン。
  • がん征圧(せいあつ)月間:がんの予防や早期発見の重要性を広く呼びかける啓発活動期間。