食道がんステージ4プロレスラー西村修、脳転移発覚! 5ヶ月ぶりの復帰戦控える中、生死を分けた壮絶体験

「目が覚めなかったら死んでいた…本当にやばかった」

食道がんステージ4と闘病中のプロレスラーで、東京・文京区議会議員の西村修氏が、16日、新たな病魔との戦いを始めた。なんと、がんが脳に転移していたことが発覚したのだ。

5日、都内の病院で抗がん剤治療を受けていた西村氏は、突然けいれんを起こして意識を失い、そのまま集中治療室(ICU)へ搬送された。検査の結果、脳に転移が見つかったという。

絶望の淵から這い上がった男の、新たな闘い

4月に食道がんステージ4と診断された西村氏は、抗がん剤治療と並行してリハビリにも励み、順調に病状を克服しつつあった。しかし、この突然の転移は、まさに青天の霹靂だった。

「目が覚めなかったら死んでいた…本当にやばかった」と、西村氏は当時の恐怖を語った。

3センチ未満の腫瘍に放射線治療

幸い、転移した腫瘍の大きさは3センチ未満と小規模だったため、開頭手術は免れた。西村氏は、18日から1回15分×5日間の放射線治療を受ける予定だ。

5ヶ月ぶりの復帰戦控える中、師匠との電流爆破マッチに決意

8月24日には、5ヶ月ぶりの復帰戦が控えている。大仁田厚氏との電流爆破マッチが決定しており、師匠であるドリー・ファンク・ジュニア氏とタッグを組む予定だ。

西村氏は、「ドリーさんのファイナルマッチになるかもしれない。何がプロレスなのか分からなくなっている世の中で、これがプロレス。そういうものを見せられるんじゃないかなって思いはあります」と、強い決意を語った。

生死を分けた壮絶体験を乗り越え、リングに立つ

手術困難ながん、脳転移、電流爆破マッチ…まさに命懸けの挑戦だ。しかし、西村氏は決して諦めない。

「ボロボロになるときはボロボロになったほうがいい。そこから這い上がりますよ」

西村氏の壮絶な闘いは、まだ始まったばかりだ。

西村修氏プロフィール

西村 修(にしむら おさむ、1971年9月23日 – )は、日本政治家プロレスラー血液型A型。東京都文京区出身、文京区議会議員