「生命の駅伝」30回目を迎え、500万円超の寄付集まる! 三重大学病院へ感謝状贈呈

がん研究支援のため、13日間にわたり三重県内を走り続けた「生命の駅伝」

がん患者や医療関係者らが、がん研究への支援のために募金を呼びかけながら、三重県内すべての市と町を13日間かけてリレー形式で走る「生命の駅伝」。今年は30回目を迎え、9日に三重大学病院にて授与式が行われました。

約580万円の寄付、5つのがんの研究資金に

授与式では、駅伝に参加した方々から池田智明病院長へ募金箱が手渡されました。三重大学病院によると、集まった寄付は約580万円で、乳がん、直腸がんなど5つのがんの研究資金として活用される予定です。

参加者と池田病院長からの熱い想い

「生命の駅伝の会」の上村眞由実行委員長は、「若い研究者からはなかなか研究費が出ないと聞くので、なんとか支援したいです。これからもがん患者と一緒に闘っていきたい」と、力強く語りました。

池田病院長は、「がん患者が長く生きられる時代になっています。新しい治療法を開発すれば助かるようになると思うので、資金はありがたいです」と、感謝の言葉を述べました。

がんと向き合い、未来へ繋ぐ「生命の駅伝」

30年という節目を迎えた「生命の駅伝」は、単なる募金活動にとどまらず、参加者と地域の人々の絆を深め、がんと向き合う勇気を与える貴重な存在となっています。

集められた寄付金は、新たな治療法の開発や研究の活性化に繋がるだけでなく、患者さんたちの希望の光となるでしょう。
今後もこういった活動はぜひ、続けてほしいものですね!